DCburn - ブート可能な NetBSD/dreamcast CD-R 作成キット


1. DCburn って何?

この "DCburn" イメージは、NetBSD/dreamcast 用のブート可能な CD-R を焼くための用意を、
簡単にできるようにしたものです。


2. DCburn イメージの内容

このイメージには、ブート可能な NetBSD/i386 ファイルシステムイメージが含まれており、
ブート可能な CD-R を焼くために必要な cdrtools パッケージ、NetBSD/dreamcast
カーネル、Makefile が含まれています。実際に CD-R を焼くために必要なファイルや道具の一部は、
インターネットから取得します。


3. 必要なもの

-  x86 ベースの PC で、NIC と CD-R ドライブを持ち、USB デバイスからのブートが可能なもの
  (そして、NetBSD/i386 が対応しているもの :-)
- DHCP によるインターネット接続


4. DCburn の使い方

1) 1GB (以上) の USB フラッシュメモリーに、
    このイメージを、gunzip(1) と dd(1) を使って書き込みます
   (Windows 用の Rawrite32.exe ツールも使えます)。
    Rawrite32.exe ツールは以下のサイトにあります:
    http://www.NetBSD.org/~martin/rawrite32/
2) USB メモリーを x86 PC に挿し、そこから起動します (起動方法はマシン毎に異なります)
3) "login:" プロンプトで "root" でログインします。
4) インターネットに接続できていることを確認します ("ping www.netbsd.org" するなど)
   (なお、ブート中、"no interfaces have a carrier" メッセージは無視して構いません)
5) ブランク CD-R メディアをドライブに入れます
6) シェルプロンプトで "make" とだけ入力します
7) あとは待つだけでできあがりです


5. その他

- 7.0版の DCburn は、raw バイナリーの GENERIC.bin カーネルを公式ftpサイトから
  ダウンロードします。
- 同様に7.0版の DCburn は、 cdrtools バイナリーパッケージを pkg_add(1) するために
  公式ftpサイトからダウンロードします。


6. 変更履歴

20101114:
 - 最初の公開版

20101121:
 - ホスト名設定を dcserv から dcburn に修正しました (コピペがバレバレ……)

20130522:
 - NetBSD 6.1 用に更新
 
20151122:
 - NetBSD 7.0 用に更新
 
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Izumi Tsutsui
tsutsui@NetBSD.org
(Japanese translation by kano@. Thanks!)